1980年代から活動し、ロバート・オーウェンス、ロン・ウィルソンとともに奇跡のハウストリオ、フィンガーズ・インクのメンバーで、革新的なアシッドハウスを残した実験的な名義であるガーキン・ジャークス、また本人名義でも数え切れない名曲を現在に至るまで発表し続けてきたラリー・ハード。 そんな彼の伝説的プロジェクト、ミスター・フィンガーズがまさか、24年ぶりとなるニュー・アルバムを2018年に発表する!!!! 2016年にリリースされた「アウター・アシッドEP」が先行シングルという形になる本作「セレブラル・ヘミスフィアーズ」は、24年という時にふさわしいアナログ3枚組全18曲収録というフル・ヴォリューム。 全編に渡ってラリー・ハ―ドによる美しく優しいピアノの旋律が、リスナーの想像力を膨らませ物語が始まっていく。リード曲となる Full Moon でのアンビエンス、胸を締め付ける切なくも美しいヴォーカル曲 Crying Over You 、ベーシック・チャンネルでも知られるポール・セント・ヒライアーが参加した Stratusfly 、ゴシック的なシンセリフが耽美なイメージを重ねる Electron 、さらに、ラストを飾る Praise To The Vibes は西海岸のヴォーカリスト、ニコル・レイをフィーチャーしたアンニュイな楽曲など、ラリーの作曲家としてのスキルとエモーションが刻まれたアルバムであり、現時点で彼のキャリアの集大成といえる最高の内容といってしまって過言ではない!!